2009年03月26日
みんなで学ぼう「子ども条例」講演会②
みんなで学ぼう「子ども条例」講演会の第2部は、「「(仮称)はままつこども第一主義条例」についての説明です。
当日次世代育成課の担当者は、都合が合わず参加できないということでしたので、いただいた資料を配布し読み合わせをしました。その後、参加者全員で意見交換を行いました。
以下、資料を転記します。
「(仮称)こども第一主義条例」の制定等に向けて
浜松市こども家庭部次世代育成課
1 「(仮称)こども第一主義条例」の制定と「(後期)次世代育成支援行動計
画」の策定に向けて
浜松市では、「こどもたちは浜松の未来への宝」であり、明日の浜松の活力の源
であると考え、「こども第一主義」を政策の第一に掲げ、地域力を結集してしっ
かりと子どもたちを育てることを目指しております。
「子育てがしやすく楽しいと感じられるまち浜松」を基本理念とする「浜松市次
世代育成支援(前期)行動計画」の計画期間が平成21年度で完了するため、次世
代育成支援対策推進法及び行動計画策定指針に基づき、前期計画の必要な見直し
を行い、平成22年度からの5年間を計画期間とする後期計画の策定に向けた準備
作業に本年度から取り組んでいます。
また、併せて、行動計画の基本理念としての「(仮称)こども第一主義条例」の
制定準備に取り組んでいます。
条例では、未来を担う子どもの健全な育成について、その基本理念を定め、家庭、
学校、地域社会、事業主及び市民の役割並びに市の責務を明らかにし、子どもの
笑顔がいきいきと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会を実現するこ
とを目指してまいります。
(参考1) 全国で制定されている子どもに関する条例等
・現在、全国で制定されている子どもに関する条例の制定目的や対象は様々です
が、主に、「子どもの育成や社会の役割に関する条例」や、「少子化対策、次世
代育成支援対策、子育て支援」などに関する条例、「子どもの権利に関する条例」
などが制定されています。
・また、条例の名称や主な内容、構成は異なっていても、子ども施策全般にわた
っているものも多く見受けられます。
・なお、条例によらず、行動指針としての「子どもに関する憲章や宣言」などが
制定されている場合もあります。
(参考2)条例制定や後期行動計画策定に向けた意識調査の実施概要(浜松市)
1 次世代育成支援(後期)行動計画策定に向けたニーズ調査(郵送調査)
2 子どもの意識調査(郵送調査)
3 子どもの意識調査(学校訪問調査、授業形式)
4 子どもの意識調査(学校訪問調査、アンケート調査)
5 ワークショップ(年代別)
6 グループインタビュー
7 仕事と生活の調査推進(ワーク・ライフ・バランス)に関する企業等ヒアリ
ング
(参考3)子どもの意識調査(学校訪問調査、授業形式)の実施概要(浜松市)
○調査の目的
各学校で、授業形式やグループインタビュー形式で子どもの意見を聞きました。
子どもたちに、こども第一主義や条例についての話や、これからの生き方につな
がる話などをしていきました。
併せて、子どもたちが思い描く親像、家庭像や、地域に望むこと、会社に望むこ
となどについて意見を聞きました。
○調査客体
小学校 10校 約400人
中学校 9校 約360人
高校 7校 約280人
大学 3校 約 80人
特別支援学校 1校 約 10人
子ども達を対象に行った意識調査の結果は・・
当日次世代育成課の担当者は、都合が合わず参加できないということでしたので、いただいた資料を配布し読み合わせをしました。その後、参加者全員で意見交換を行いました。
以下、資料を転記します。
「(仮称)こども第一主義条例」の制定等に向けて
浜松市こども家庭部次世代育成課
1 「(仮称)こども第一主義条例」の制定と「(後期)次世代育成支援行動計
画」の策定に向けて
浜松市では、「こどもたちは浜松の未来への宝」であり、明日の浜松の活力の源
であると考え、「こども第一主義」を政策の第一に掲げ、地域力を結集してしっ
かりと子どもたちを育てることを目指しております。
「子育てがしやすく楽しいと感じられるまち浜松」を基本理念とする「浜松市次
世代育成支援(前期)行動計画」の計画期間が平成21年度で完了するため、次世
代育成支援対策推進法及び行動計画策定指針に基づき、前期計画の必要な見直し
を行い、平成22年度からの5年間を計画期間とする後期計画の策定に向けた準備
作業に本年度から取り組んでいます。
また、併せて、行動計画の基本理念としての「(仮称)こども第一主義条例」の
制定準備に取り組んでいます。
条例では、未来を担う子どもの健全な育成について、その基本理念を定め、家庭、
学校、地域社会、事業主及び市民の役割並びに市の責務を明らかにし、子どもの
笑顔がいきいきと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会を実現するこ
とを目指してまいります。
(参考1) 全国で制定されている子どもに関する条例等
・現在、全国で制定されている子どもに関する条例の制定目的や対象は様々です
が、主に、「子どもの育成や社会の役割に関する条例」や、「少子化対策、次世
代育成支援対策、子育て支援」などに関する条例、「子どもの権利に関する条例」
などが制定されています。
・また、条例の名称や主な内容、構成は異なっていても、子ども施策全般にわた
っているものも多く見受けられます。
・なお、条例によらず、行動指針としての「子どもに関する憲章や宣言」などが
制定されている場合もあります。
(参考2)条例制定や後期行動計画策定に向けた意識調査の実施概要(浜松市)
1 次世代育成支援(後期)行動計画策定に向けたニーズ調査(郵送調査)
2 子どもの意識調査(郵送調査)
3 子どもの意識調査(学校訪問調査、授業形式)
4 子どもの意識調査(学校訪問調査、アンケート調査)
5 ワークショップ(年代別)
6 グループインタビュー
7 仕事と生活の調査推進(ワーク・ライフ・バランス)に関する企業等ヒアリ
ング
(参考3)子どもの意識調査(学校訪問調査、授業形式)の実施概要(浜松市)
○調査の目的
各学校で、授業形式やグループインタビュー形式で子どもの意見を聞きました。
子どもたちに、こども第一主義や条例についての話や、これからの生き方につな
がる話などをしていきました。
併せて、子どもたちが思い描く親像、家庭像や、地域に望むこと、会社に望むこ
となどについて意見を聞きました。
○調査客体
小学校 10校 約400人
中学校 9校 約360人
高校 7校 約280人
大学 3校 約 80人
特別支援学校 1校 約 10人
子ども達を対象に行った意識調査の結果は・・
*以下の内容は、現在調査結果を集計中の内容であるため、「未定稿」です。
<回答(中学生・高校生の意見を抜粋)>問
理想の親像について
・叱るときは叱り、ほめるときはほめることができる親
・子どもの気持ちが分かる親
・楽しく明るい親
・子どもとたくさん遊ぶ親
・子どもを守れる親
・子どもの手本になる親
・子どもの将来を考えられる親
・子どもに尊敬される親
・子どもにいろいろな経験をさせてあげられる親
・子どもの話をしっかり聞くことができる親
・自分の考えを子どもに押し付けない親
・遊ばせる時期にはちゃんと遊ばせ、勉強すべきときはしっかり勉強させる親
問 理想の家庭像について
・なんでも相談できる家庭
・家族団らんがある家庭
・生活しやすいほっとする家庭
・明るくしあわせな家庭
・笑いがあふれる家庭
・心も経済的にも豊かな家庭
・絆で結ばれている家庭
・家族みんなが一緒にご飯を食べられる家庭
・親の顔色をうかがったり、親に気をつかわなくてもいい家庭
・隠し事、秘密、言えないことがない家庭
問 地域に望むこと
・祭りなどの多くの人が参加できる行事を増やしてほしい
・地域の人との交流を深めたい(都市部)
・地域の人との交流が活発なのでこのまま続けていってほしい(山間部)
・地域の人の見回りなど、安全に配慮してほしい
・暗いところ、治安の悪いところをなくしてほしい
問 会社(職場)に望むこと
・子どもが病気などのときに早く帰られるようにしてほしい
・産休・育休がちゃんととれるようにしてほしい
・男性も育児休暇がとれるようになってほしい
・出産で一度退職しても、再就職しやすくしてほしい
・男女差別なく働けるといい
・会社の中に託児所を作ってほしい
・安定した収入がほしい
<考察>
理想の親像や家庭像については、親子のコミュニケーションに関する意見が
多く聞かれた。その中でも、「子どもの気持ちが分かる」「親の考えを子どもに
押し付けない」などの、親の目線ではなく、子どもの目線に立ったコミュニケー
ションを求めている傾向があった。
また、「ほめるだけではなく、必要なときは叱ってほしい」といった意見は、小
学生から高校生まで、多くの学校で聞かれた。
地域に望むことについては、地域の人との挨拶や交流を求める意見が多かっ
たが、都市部ではそういった交流がないので、それを望む意見が多く、山間部で
はすでにそういった環境に恵まれているため、そのような交流が失われないこと
を望む意見があり、地域差が表れていた。
会社に望むことについては、産休・育休や短時間勤務、再雇用など、仕事と
生活の調和に関する意見が挙がっていた。
☆意見交換の様子は、次の記事に掲載します。
関連記事
みんなで学ぼう「子ども条例」講演会1①
みんなで学ぼう「子ども条例」講演会②
後援会アンケートより
<回答(中学生・高校生の意見を抜粋)>問
理想の親像について
・叱るときは叱り、ほめるときはほめることができる親
・子どもの気持ちが分かる親
・楽しく明るい親
・子どもとたくさん遊ぶ親
・子どもを守れる親
・子どもの手本になる親
・子どもの将来を考えられる親
・子どもに尊敬される親
・子どもにいろいろな経験をさせてあげられる親
・子どもの話をしっかり聞くことができる親
・自分の考えを子どもに押し付けない親
・遊ばせる時期にはちゃんと遊ばせ、勉強すべきときはしっかり勉強させる親
問 理想の家庭像について
・なんでも相談できる家庭
・家族団らんがある家庭
・生活しやすいほっとする家庭
・明るくしあわせな家庭
・笑いがあふれる家庭
・心も経済的にも豊かな家庭
・絆で結ばれている家庭
・家族みんなが一緒にご飯を食べられる家庭
・親の顔色をうかがったり、親に気をつかわなくてもいい家庭
・隠し事、秘密、言えないことがない家庭
問 地域に望むこと
・祭りなどの多くの人が参加できる行事を増やしてほしい
・地域の人との交流を深めたい(都市部)
・地域の人との交流が活発なのでこのまま続けていってほしい(山間部)
・地域の人の見回りなど、安全に配慮してほしい
・暗いところ、治安の悪いところをなくしてほしい
問 会社(職場)に望むこと
・子どもが病気などのときに早く帰られるようにしてほしい
・産休・育休がちゃんととれるようにしてほしい
・男性も育児休暇がとれるようになってほしい
・出産で一度退職しても、再就職しやすくしてほしい
・男女差別なく働けるといい
・会社の中に託児所を作ってほしい
・安定した収入がほしい
<考察>
理想の親像や家庭像については、親子のコミュニケーションに関する意見が
多く聞かれた。その中でも、「子どもの気持ちが分かる」「親の考えを子どもに
押し付けない」などの、親の目線ではなく、子どもの目線に立ったコミュニケー
ションを求めている傾向があった。
また、「ほめるだけではなく、必要なときは叱ってほしい」といった意見は、小
学生から高校生まで、多くの学校で聞かれた。
地域に望むことについては、地域の人との挨拶や交流を求める意見が多かっ
たが、都市部ではそういった交流がないので、それを望む意見が多く、山間部で
はすでにそういった環境に恵まれているため、そのような交流が失われないこと
を望む意見があり、地域差が表れていた。
会社に望むことについては、産休・育休や短時間勤務、再雇用など、仕事と
生活の調和に関する意見が挙がっていた。
☆意見交換の様子は、次の記事に掲載します。
関連記事
みんなで学ぼう「子ども条例」講演会1①
みんなで学ぼう「子ども条例」講演会②
後援会アンケートより
タグ :子ども条例
Posted by hiro at 16:48│Comments(0)
│活動