2009年02月05日

東区頑張る事業 講演会

報告が遅くなりましたが、1月25日浜松市東区がんばる地域応援事業「子育て講演会&支援活動報告」に参加してきましたときの報告です。

参加者120名の年代層は幅広く、地域の民生委員さん、社会福祉協議会のメンバーさん、子育てを終えた世代の方が多く参加されていました。地域で、子育てを支援しようという思いが伝わってきました。

●子育て講演会では、浜松学院大学の大野木先生が、「子育ては人生最大の応用問題~トラブルは自己紹介、語り合うことを 取り戻そう~」というテーマで行われました。

 現役大学生からみえる子ども達の失敗が許されないプレッシャー、夢を持ちにくい現実、同じような考え方同志の人とは話が できるが、ちょっと考えの違う人はシャットアウトする。個性を大切にされてこなかった、集団にあわせて学校に管理されてきた 結果、自分と違う人との付き合い方を学ぶ経験不足があるということです。
 この20年の社会変化に、親の子育ての負担感は増しているが、その辛さをなかなか理解してもらえない。地域が関わり子育 て家庭が励まし合うことができる場になるような支援の大切さを話されました。

 親は、子どもの成長に伴い生ずるトラブルに付き合い、親になる決意と覚悟をしていく。トラブルから、親も子も対処を学ぶこと が大事ということです。親は、先に先にと子どものトラブルに巻き込まれないようにと予防するばかり考えてしまいがちですね。

 最後に、大人になって社会で生きていくときに必要な力に繋がる、子どもにつけたい力についてお聴きしました。
 子どもが自己表現できる力(自分の気持ちや考えを自分の言葉で伝える力)
 自分の頭で考え行動する力
 できないことはできないといえる力
 トラブルを解決できる力(人間関係を気付く力)
 困ったときにヘルプを求められる力(人を助けたり、助けられたり、お互い様という思い)
 できる、できないに押しつぶされない力

●活動報告会の中で、「浜松アレルギーの会」が取り組まれている「食物アレルギー児災害時の対策」について、多くの市民が知る必要を感じました。災害時に支給される食料で、食物アレルギーのある子どもは命を落とす危険があります。
東海地震がいつ起きてもおかしくないといわれているので、身近な地域で子どものアレルギーについて理解を求めるために情報を伝えているということです。


この度完成した冊子に、子ども育ちレスキューネットの活動を掲載していただきました。
東区頑張る事業 講演会



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